百合と日常

百合コミックを紹介しながら雑多につぶやきます。

波乱の学園選挙終幕!『私の百合はお仕事です!(4)』

こんにちは、昂弥です。

今日は、ついに出ました!未幡先生の「わたゆり」新刊!前巻から続く学園代表”ブルーメさま”を決める総選挙がついに終幕しリーベ女学園に新たな展開が訪れます!

『私の百合はお仕事です!(4)』

百合姫コミックス 著者:未幡

前巻と今巻

陽芽と美月の姉妹問題が解決し、リーベ女学園には1年に1回の大イベント”ブルーメ選挙”期間の幕開けとなりました!

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(コミックスより引用)

学園の規範となる人物を決めるこの選挙、在学する生徒たちはそれぞれ自分の思う人を投票することになるのですがそこで新たな問題が、、、。姉妹問題を解決し、より仲良くなった陽芽と美月。そんな2人を見て果乃子は陽芽には決して伝えられない秘めた思いを募らせる。そんな果乃子の様子を見て、果乃子の気持ちに気づく純加。「学園に恋愛を持ち込ませない」そう告げる純加の理由とは?

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(コミックスより引用)

4巻は、果乃子に対して陽芽を諦めさせようとする純加。それに反発する果乃子に対して語られるリーベ女学園の過去の出来事がすごく印象的でした。総選挙も終盤、それぞれの想いが絡み合い終幕を迎えます。選挙を終え新たに始まる学園生活、そこには以前まではなかった新たな気持ちが芽生えた女の子の姿が、、、。

4巻の内容ちょっと見せ!(※ネタバレ注意)

リーベ女学園の過去

現在、陽芽たちがいるリーベ女学園はどうやら第二世代と言っても差し障りないようで、以前この学園で重大な事件があったみたいですね。それが、前巻から純加が果乃子に語る「学園内恋愛」。仲睦まじい関係を理想とした学園の悲惨な事件だったんです。

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(コミックスより引用)

時間を遡り語られる2人の女の子たち、”西園寺””五影堂”。西園寺は純加と姉妹の関係を結んでいるのですがそこには”恋愛”はなく、お店としての演技にすぎなかったんです。そこに現れたのが五影堂だったんですね。人を惹きつける魅力を持っていた彼女、恋愛として西園寺に近づき、西園寺も次第に惹かれていくんです。いくら姉妹といえど”恋愛”に比べれば小さなつながりでしかなく簡単に引き裂かれています。

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(コミックスより引用)

もっと早くに対処するべきだった。そう思う純加でしたがそれはどうしようもなく遅くもう取り返しのつかないところまで行ってしまったんですね。西園寺と五影堂が結ばれることで純加との姉妹関係を解消されられることに。でも、それはまだよかった。恋愛を通すことでより尊い”姉妹”を見てもらうことが出来たから。問題はそのあと、五影堂は「本業の都合」というもので学園を去っていったんです、「何もかもを簡単」”西園寺”すらも。

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(コミックスより引用)

結局、西園寺だけが本気だったということみたいですね。見放された西園寺はもう学園に戻ってくることはなかったんです。語られる過去は本当に悲しい事件でしたね。「恋愛が学園を崩壊させる。」と言う純加に納得です。果乃子がより陽芽を想うことで事件の再来を招くのではないかと純加は思ったわけなんですね。

果乃子の気持ち

過去の事件を聞いた果乃子。しかし、果乃子の陽芽を想う気持ちもまた、純加が女学園の想う気持ちと同じぐらい自分の深いところに根付く大きなものだったんですね。

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(コミックスより引用)

強い否定の言葉ともに純加を見つめる果乃子。そこに込められた想いは3巻の最終、果乃子と陽芽の出会いに繋がっていくのでしょう。そんな果乃子の様子を見て純加にも変化が現れたんです。陽芽に好意を寄せているであろう美月に嫉妬し、陽芽に近づこうとする純加に対抗しながらも、「告白はしない、今の”友達”を続けていく」と、口ではそう言いながらもとめどなくあふれる気持ちに涙する果乃子が「ほっておけない」と純加は思ったんですね。

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(コミックスより引用)

誰よりも周りを気にして、リーベ女学園を大事にしたいと思っていた純加だからこそたどり着いた「答え」がすごく尊いなぁって思いました!「”恋”を止めるんじゃない、果乃子の”涙”を止めるんだ」っていう純加がめちゃくちゃかっこいいですよね!そして、4巻のキーパーソンには少し驚きました、純加が考えを改めるきっかけになった人物ですね。思わず「おぉ」とつぶやいてしまうと思いますよ。見てみてください。

最後に

4巻は本当に波乱の巻でしたね。しかし、純加が果乃子に何もしなければ果乃子自身は「このまま”友達”でいい」と言っていたので何も起きなかったのでは?とひねくれた考え方もできます、それでは果乃子は救われませんからね。苦しい恋なんて限界が来ます。それで泣いている果乃子を見るなんて絶対嫌ですから。

それにしても、これでリーベ女学園に「陽芽×美月」「純加×果乃子」という2組の組み合わせができましたね。これらが発展していく展開もすごく楽しみなので、今はまだ果乃子の本命は陽芽ですから純加には頑張ってもらいたいですね。

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(コミックスより引用)

そして、時期は「夏」へと向かいます!シリアス展開が続いた3.4巻も無事終幕を迎え、張り詰める読者の気持ちへのご褒美として4巻最終に「夏服回」が載ってました!選挙編ではあまり見られなかった「陽芽×美月」がとっても尊い回で、夏服の麗しさと相まって素晴らしい回でしたね。

まだまだ続いていくリーベ女学園。次のメインは陽芽だと嬉しいですね。これからの彼女らの展開が楽しみです!同時発売の『少女²完全版』も未幡先生の傑作のなってますのでぜひ手に取ってみてください!では。

www.yuri-niti.com