百合と日常

百合コミックを紹介しながら雑多につぶやきます。

クール教信者先生の描く。おすすめ百合漫画『ふるまぷら』

こんにちは、昂弥です。

今日紹介するのは、クール教信者先生が描く百合のお話。先生は小林さんちのメイドラゴン旦那が何を言っているかわからない件などなど、様々なジャンルを描いていてそのどれもが僕は好きですがあまり知られていない百合ジャンルも好きなので紹介します。

『ふるまぷら』

電撃コミックスNEXT 著者:クール教信者

どんなお話?

明るく快活でちょっとズボラな少女・京は、進学した高校で自分と正反対のタイプ…無口で不愛想なうえ、意思表示を「0」~「10」のプラカードでする風変わりな少女・真と出会い……。

「言葉を話さない代わりに自身が持つプラカードで話す」なかなか珍しいキャラクターしてますね。そんな彼女“”はちょっとやんちゃな女の子””と出会い日常を過ごしていくお話です。だんだんと縮まっていく距離に百合好きの僕は興奮しながら読んでました!

登場人物

f:id:ta_kaya:20181106113957j:plain 光炎寺 京(こうえんじ きょう)

(コミックスより引用)

関西弁を話す明るくてクラスでも目立つ派手な女の子。進学したことを喜びクラスメイト全員にあいさつ回りを行ったところ真と出会うことに。最初は好奇心から関わっていたが、「話さない」=「無感情」という式が成り立たない、意外にも感情豊かな真に惹かれていく、、、。

最近のクール教信者先生の絵柄に沿った体つきをしていますね、そこはかとなく溢れでる色気がさすが先生と言わざるを得ません。明るい性格と相まってとってもかわいいです!

f:id:ta_kaya:20181106114145j:plain 左院 真(さいん まこと)

(コミックスより引用)

京とは打って変わって無口な女の子。自分からキャラを作って「話さない」のではなく、過去のトラウマから「話せない」んです。自身の感情は物事を採点し掲げるプラカードのみ。当然今まで友達らしい友達がいなかったため、京との出会いはかけがえのないものとなり惹かれていく。

ココが見どころ!

意思疎通はプラカード

この作品のテーマですね。初見で気づくかたはなかなかいないと思いますが、『ふるまぷら』とは「満点のプラカード」つまり”フルマ”ークの”プラ”カード」からきているみたいですね。彼女の感情の最上位10点の関係を築いていく京と真のやり取りに注目です!

無口で感情表現がプラカードのみの真ですが、割と表情に出てしまっているので「プラカードで会話」というわけではなくいろんな表情が見れますよ。中でもお気に入りの表情は真の姉に彼女のいないところで京を接触し後日姉の評価を聞かされる真のシーン。

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(コミックスより引用)

告げる京に対しこの表情です。作品を読んでいてもネジが飛んでいるようなおちゃめな方だったので真の苦労がうかがえますね。会話がない分表情で語ることになるので、自然と京よりバリエーションが多い真がとってもかわいいですよ!

物語の展開

1巻は2人の出会いと2人が距離を縮めていく尊いお話が多い印象ですが、2巻はそうではありません。感情がプラカードのみでありながらお互いかけがえのない存在だと理解する2人、ついには相思相愛だと知り友達以上の関係になるのですが、現実は無情なもので2人が結ばれ百合百合していくんだと期待したとき2人を離れさせんとする展開が起きます。それは、「京の引っ越し」。場所はアメリカでもう気軽に会うことはできないと京は諦めるんです。

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(コミックスより引用)

「真は自分がいなくてもうまくやっていける」そう言い聞かせ別れを告げる京にすごく胸が締め付けられました。

京が引っ越す当日、部屋に引きこもっていた真は何かを決心したかのように駆け出しました。それが京の下だとはすぐにわかります。向かう道中プラカードを落としてしまう彼女、この話に至るまで1度声を出そうとしたが出せなかった。しかし、拾っていては京が発つまでに間に合わない。何も持たず対面した京に真は、、、。

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(コミックスより引用)

この辺で少しうるっと来ました。最後はどうなるのか予想は普通にできていました。しかし、いざその瞬間になるとすごくクる瞬間ですね。その後の2人も2巻のおまけとして載っていて人生設計を妄想する京がとってもかわいかったです!

最後に

2巻で終わってしまう作品ですが、百合モノとして濃縮されているように感じ大満足な作品でした!クール教信者先生の描く女の子は数ある作品のどの子を取っても魅力的で、『ふるまぷら』も最高でしたね。

京と真は体つきも性格も正反対な女の子です。過去は小柄な体付き主体で描いていたという先生、今では豊満な絵柄が主体のため先生にとって「過去と今の合作」みたいですね。

先生は女の子だけの作品はあっても百合ジャンルはあまり描かれないので貴重な作品です。彼女のトラウマとは何か、ただの百合コメではなくしっかりとしたストーリーがより魅力的に感じさせましたね。癒し、尊く、美しい百合の良さが詰まった『ふるまぷら』。ぜひ手に取ってみてください!では。