百合と日常

百合コミックを紹介しながら雑多につぶやきます。

今の私と未来の私、あなたにとって大事なのは、、、。おすすめ百合漫画『明日、きみに会えたら』

こんにちは、昂弥です。

 

今日紹介するのは、未来と今を行き来する少女のおすすめ百合漫画

『明日、きみに会えたら』

百合姫コミックス 著作:あおと響

どんなお話?

14歳の私は、目が覚めたら29歳でしたーー

結城凛子は14歳。3つ歳上の憧れのお姉さん・花野あかりの卒業式に、ずっと大切にしていた恋心を伝える決心をする。

凛子は失った時間を、奪われた想いを取り戻す決意を固める。 新しいタイムトラベル・ロマンス、開幕。

(コミックスより引用)

タイムリープSF百合だそうです!

あんまり馴染みのないテーマ、あの時間こう、この時間がこうで、、、。そんなことを考えながら読んでいましたので主人公同様、世界の理解に苦労しましたが読んでいくと「あぁ、そういうことだったんだ」ってストンと理解できました。切ないところもある終わり方ではあるんですが、できることなら彼女たちの”これから”も覗いてみたいですね。

登場人物たち

f:id:ta_kaya:20181018221119p:plain 結城 凛子(ゆうき りんこ)

(コミックスより引用)

この作品の主人公 14歳。お姉さん的存在である「あーちゃん」に自分の気持ちを伝える決心を決めたあーちゃんの卒業式前日、迎えるはずの卒業式は来ず気が付いたらそこは15年後の世界、凛子は29歳になっていた、、、。

気が付いたら29歳、受け入れるのは到底無理でしょうね。都合よくこれまで経験から体が考える前に動くとかならまだしも、そんなことはない凛子。もとは14歳だから人生経験もない、そんな不安が凛子を絶望させるんですが周りにいたのは、、、。

 

f:id:ta_kaya:20181018221211p:plain 橘 あかり(たちばな あかり)

(コミックスより引用)

凛子の幼馴染で近所のお姉さん。高校では、周囲からも期待される成績優秀者。凛子のタイムリープに関して何か知っているような様子だが、なぜ知っているのか、凛子がタイムリープをしている理由とは、、、。

 

f:id:ta_kaya:20181018221243p:plain 橘 小春(たちばな こはる)

(コミックスより引用)

三姉妹の長女。凛子が実は14歳だと言いあーちゃんの影を追いかけることにムッとしている。そこにはどんな思いがあるのかなんとなくわかりますね。

 

f:id:ta_kaya:20181018221331p:plain 橘 晴日(たちばな はるひ)

(コミックスより引用)

三姉妹の次女。落ち着いた雰囲気で家の家事をこなす。凛子がタイムリープしてきたことを本人から告げられ、今までの凛子じゃないを確信した時、凛子にキスをするんです。

f:id:ta_kaya:20181018221637p:plain

「わたしの凛子さんを返してください・・・ッ!」

(コミックスより引用)

その言葉が彼女にとっての凛子の存在の大きさを語っていましたね。

 

f:id:ta_kaya:20181018221726p:plain 橘 ひな(たちばな ひな)

(コミックスより引用)

三姉妹の末っ子。いつも元気でみんなのアイドルのような女の子。

小さい子ということもあり、凛子の現状を理解しきれていないところもあると思うんですがひなちゃんの時折見せる包容力はあーちゃんを思い浮かばせるものがあり、凛子が甘える姿は現状がどうあれ百合としては最高のシーンでしたね。

 

ココが見どころ!

タイムリープがもたらす未来

タイムリープが起こるからこそできる話の展開が僕を振り回し、そして結果として物語に引き込まれていきましたね。凛子が29歳にタイムリープし自分が戻れないと現状を受け入れ、納得しようとした矢先また14歳の卒業式に戻るんです。

タイムリープものの話って、いつも主人公にとって何かの節目であったり決意の瞬間を狙ったように発生し主人公に課題を与えていくんですよね。それが結局は凛子にとってプラスに働いて自分の中の決意がより強固なものになるんですから、引き込まれないわけがありません。

あーちゃんの存在

凛子視点で進んでいくこの作品。しかし、タイムリープのきっかけにはいつもあーちゃんの影があるんです。それが意味することとは、、、。

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(コミックスより引用)

1巻は凛子がタイムリープに振り回されながらも自分の中に芽生える「決意」に奮闘するシーンが印象的でしたね。そして、完結巻である2巻はあーちゃんの事が掘り下げられています、今まで凛子視点だったため見えていなかった真実が衝撃的でした。

この作品を読んでどんな感想を持ったのか、百合漫画としてなかなか評価が分かれそうな結末だったので聞いてみたいですね。 

最後に

読み終わった後は「、、、ふぅ。」というため息が意図せず出てしまいましたね。タイムリープに最初は戸惑ってましたが、最初に言った通りどんどん作品に引き込まれ読み進めてしまいました。

結果としては凛子が本当に望んだ未来ではないのかもしれない、最後のシーンは読んでいて込み上げるものがあり切なかったです。でも、凛子の表情は今までになかった清々しい笑顔で、この結果に心から納得しているんだなって思えました。

彼女たちの未来がどんなものになるのかしっかりと見られないことが心残りですが、きっといい未来なんだと思います!カバー下には未来の一端を覗くことができて、ほっこりしました!

タイムリープSF百合、ぜひ手に取ってみてください!では。