百合と日常

百合コミックを紹介しながら雑多につぶやきます。

あなたを救いたい。医者と患者の心温まるおすすめ百合漫画『三日月のカルテ』

こんにちは、昂弥です。

 

今日紹介するのは、日にあたることのできない病気を持つ患者とそれを救いたいと誰よりも願うお医者さんとの百合漫画。

『三日月のカルテ』

百合姫コミックス 著者:七坂 なな

どんなお話?

私とセンセイは夜のデートを繰り返す。あの日、センセイが”理想の恋人になる”って言ってくれたから。でもね、私は安い女じゃないの。まずは恋人ごっこからはじめましょう?センセイが私の恋人にふさわしいか、テストしてあげるわ。

(「pixivコミック」公式サイト様より)

あらすじだけ見るとよくある学生と先生の百合っぽい感じがしますが、小学生の患者と新米医師の百合カップルです。

登場人物たち

f:id:ta_kaya:20181012203454p:plain 明星橋 透花(みょうじょうばし とうか)

(コミックスより引用)

「光線過敏症」の病気を持つ女の子。長い間入院生活を続けているため、毎年変わる先生の同じようなやりとりにはうんざり。しかし、新米医師である月洲先生との出会いで、彼女の生活は大きく華やかな変化が訪れる。

 

f:id:ta_kaya:20181012203524p:plain 月洲 有樹(つきす ゆき)

(コミックスより引用)

透花の担当をすることになった新人医師。お医者さんだけどちょっと冷静さには欠けていて、照れたりツッコミ入れたり小学生に遊ばれてるシーンがあり、かわいいところがある。透花との出会いで過去のトラウマと向き合い、もう一度医者としての決意を固める。

ココがおすすめ

 2人の関係

「太陽の下を歩けない。」

そんな難病を持つ少女 明星橋 透花の前に現れたのはた少し頼りなさそうな新人医師 月洲 有樹。つまらなそうな雰囲気を出す透花が一番興味を示したのは「恋愛」だった。幼いころから同年代の子たちとは学校に行くことも遊ぶこともできず入院生活を続ける彼女にとって、唯一の楽しみは恋愛漫画を読むことだったんです。 

過去の恋愛を、結局は結ばれなかった月洲の切なくも華やかな失恋話を聞いて透花は。。。

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「太陽を避けて生きるの、疲れちゃった」

「センセイみたいに誰かにをすることもない」

「女の子に生まれたのに恋もできないなんて、生きてる意味がないの!」

(コミックスより引用)

透花の本音「一生太陽の下を歩けない。」っていうのは彼女にとって、青春も将来もすべてを放り出してしまいたいほど悲しいことだったんですよね。

私が恋人になるから!

彼女を救いたい一心で放ったこの提案が、2人にとって「かけがえのない感情や毎日を育んでいく」っていう設定が最高に心温まりおすすめです。

恋人テスト・2人だけの夜

月洲先生の提案で恋人になることを決めた透花なんですが、実は正式に付き合ってはいないんです。

「恋人テスト」

透花の望むルールを果たしたのち2人は晴れて正式に恋人になる。というものだったんですねぇ。

イベント事は欠かさない、1日一回キスをする、毎日必ず会いに来る。

ほかにも計11個のルールがあって、そういうのをはりきって決めちゃうあたり子供っぽくてかわいいです。そんな、ルールに振り回される月洲先生も言わずもがな。第1話のデート回、そこで僕はもうすでにこの作品の虜でしたね。 

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(コミックスより引用)

日光に当たれないことから2人のデートはいつも太陽が降りてから。小学生×大人でありながら、2人は本当の恋人のよう。

上のシーンはデートの始まりにすぎません。桜舞う春の夜、2人の周りには幻想的な風景が映し出されていて、すごくきれいでした!

最後に

心が温まるおすすめ百合漫画です!

自分が子供だから恋人テストなんでただの遊びで、子ども扱いしてるんじゃないかと不安な透花を本気だと対抗する月洲先生や、同期の先生と仲良く話している月洲先生を見て嫉妬する透花。

「恋人テスト」なんて初めからいらないんじゃないかってほど、イチャイチャ全開です(笑)。どうせなら、もうちょっとデレるまでの過程も見たかったですね。

pixivコミックで配信されているので単行本を買う方は少ないかもしれませんが、僕的には単行本の巻末おまけ回がより濃い百合回なので、ぜひ買ってニヤニヤしてほしいです。医者と患者ですから、夜みんなが寝静まった時間に理由つけて会えるんですよ?最高です! 

1巻は、出会いとそして相手の心の声みたいなものがメインでした。2巻からより日常的な百合が見られるんじゃないかって期待です。

ぜひ手に取ってみてください!では。