百合と日常

百合コミックを紹介しながら雑多につぶやきます。

再会した彼女はいつの間にか大人になっていて、、、。おすすめ百合漫画『みらいのふうふですけど?』

こんにちは、昂弥です。

 

今日紹介するのは、野中友先生の心温まる中学生百合。再会した彼女はいつの間にか私より大人になっていて、、、。

『みらいのふうふですけど?』

百合姫コミックス 著者:野中 友

どんなお話?

中学への進学を機に3年ぶりの再開をはたした、ちさきとほのり。昔は気弱なほのりをちさきが支える関係だったのに、今は大逆転。心も身体も圧倒的成長を果たしたほのりに対し、まだまだお子様のちさきは、ほのりに対抗心を燃やしてヤキモキ。

そんな、ちさきを見つめるほのりには特別な想いがあって…?まだ「好き」とすら言えない、みらいのふうふを描いた青春の1ページです。

(コミックスより引用)

あらすじだけでも、この作品の良さが伝わってきますね!

「大人になる」

それは身体的な意味ではなく、精神的に。昔は泣き虫だった幼馴染が久しぶりに再会したら、背も伸び雰囲気も落ち着き自分よりも大人になっていた。

大人からすればどちらも子供でも、子供同士からしたらそこには大きな壁があるんですよね。子供が大人の目の届かないところで、恋をして大人になっていくそんな表現が、心温まりほっこりするおすすめ百合漫画です。 

登場人物たち

f:id:ta_kaya:20181014091132p:plain ちさき

(コミックスより引用)

本作の主人公。自分は大人だと言い張るが、お母さんに起こしてもらったり騒がしかったりまだまだお子様。3年ぶりに再会したほのりの「大人な雰囲気」に日々対抗心を燃やしている。

「大人になりたい」

そう背伸びをしている子は見ていて可愛いですね。まだまだ「恋」を知らないお年頃、ほのりとの再開が彼女の恋を知るきっかけになるんですね。

 

f:id:ta_kaya:20181014091229p:plain ほのり

(コミックスより引用)

本作のもう一人の主人公。子供のころはちさきに甘えていたが中学生になり成長した彼女は、心も体も大きく成長していた。ちさきのお母さん的存在、世話をしているところを見るとほっこりします。

ココがおすすめ!

ほのりの気持ち

3年ぶりに再会し、心も体も大人になった ほのり。ちさき の世話をしたり、ちょっと言い合いになったり、やりとりをする彼女の視線はただの幼馴染に向けるものだけじゃないんです。 

でも相手はまだまだお子様の ちさき、今この感情を伝えても相手にされるかわからない。今はまだ「好き」を伝えず、そばにいることを選んでるんですね。

1巻のお気に入りは、[第2話 忘れ物]ですね!忘れ物をする ちさき、ほのり は ちさき の分をあらかじめ用意している。それが少し気に入らない ちさき は ほのり が珍しく教科書を忘れたことに優越感を覚え貸してあげるんですね。教科書を貸すことで自然と縮まる2人の距離、ぶつかる肘、温かい雰囲気

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(コミックスより引用)

そして、映し出される ほのり の机にしまわれた教科書。 忘れたと思ったんですが、机にあったんですね。それを発見したけど ちさき に貸してもらうことを選ぶんです。

尊いですねぇ!

相手に直接は言えないけどこれくらいはいいよね。的なシーンが最高です。 

ちさきの成長、特別な感情

お子様として登場する ちさき ですが、ほのり と過ごしていくことで気持ちが芽生えていくんです。この気持ちが何なのかはわからない。

お泊りを計画したとき、昨日までは ほのり の前で着替えることは何も思わなかったのにいつの間にかはずかしいという気持ちが芽生えていた。

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(コミックスより引用) 

初めての感情に戸惑いながらもそれが嫌じゃないって感じが伝わってきて、こっちまで照れてしまいますね、、、。 

最後に

野中先生の作品は、短編集『ときめく、はじめての。』で読んでいました。

www.yuri-niti.com

短編集だったこともあり、展開がはやいものばかりで「濃い百合」でしたが、この作品はゆっくりと育んでいく系で、時折見え隠れする百合が最高です。2人の、言いたいけど言っていいのかわからないいじらしい感じがすごく好きですね。野中先生の描く少女たちは例外なくかわいいのもいいです!

まだ1巻で登場人物は2人だけでした。このまま2人だけの恋の行方を見られるのでしょうか、新たな3人目の登場が2人の関係を危うくするなんて展開もあるんですかね。 

気持ちを伝えあった時、より尊い2人の姿が見られるのを期待します。これからの展開が楽しみです、ぜひ手に取ってみてください!