百合と日常

百合コミックを紹介しながら雑多につぶやきます。

『捏造トラップ‐NTR‐』この気持ちの名前は。。。おすすめ百合コミック

こんにちは、昂弥です。

 

今日紹介するのは、コダマナオコ先生のおすすめ作品。

捏造トラップNTR‐ 全6巻』

百合姫コミックス 著作:コダマナオコ

どんなお話?

生まれて初めてカレシができたjk、由真は、ドキドキの毎日。

幼なじみで男子にモテる美少女・蛍につきあい方を相談したのに、ウブなのをからかわれ、なぜかキスされたりと翻弄されっぱなし。

お互いのカレシを含めたダブルデート中にも身体を触られたり、カレシともしたことないことを蛍に先にされちゃって…!?

エスカレートする、カレシに隠れた蛍とのアレコレに、いつの間にかハマってる自分に気づいた由真だけど…。

放課後jkふたりの、秘密のAtoZ。バレそうでバレないふたりの関係は…?

百合姫コミックを読んでいく中でファンの方ならだれも感じる違和感。このコミックの主人公2人どちらもカレシ持ちの段階でスタートします。

これ、百合姫でいいの?

1話を読んでいくと、お互いのカレシと仲がよさそうで「じゃれ合ってはいるけれど、百合要素ないじゃん。」と思ったりしてました。

f:id:ta_kaya:20181001141042p:plain(コミックスより引用)

でも、そこは百合姫コミック。1話最後の含みのある少女たちのやりとりで僕のセンサーが急激に反応を示しました!僕は本誌から入ったのですが、1話から振り回されっぱなしでしたね。。。

コダマナオコ先生も目指していたドロドロの恋愛、まさにその通りでときどき苦しくなりますが僕自身はしっかり好きになれたので良かったです。

登場人物

f:id:ta_kaya:20181001141144p:plain 岡崎 由真(おかざき ゆま)

(コミックスより引用)

本作の主人公。高校2年生。蛍とは家が隣同士で小さいころからの幼馴染。同じ部活の武田に告白され付き合うことに。初めての彼氏で浮かれていた由真は新たに芽生える自分の感情に戸惑う。。。

 

f:id:ta_kaya:20181001141234p:plain 水科 蛍(みずしな ほたる)

(コミックスより引用)

本作の準主人公。幼少時代は由真につきっきりだったが、中学に上がり由真が友達を優先するようになってからカレシを作り始め、今ではとっかえひっかえに。百合作品ではあまりいない存在ですよね、いても主人公のクラスの人ポジにいそうな設定。ちょっとメンヘラな部分がありますがとびっきりかわいいので藤原が憎い。。。

 

f:id:ta_kaya:20181001141319p:plain 武田(たけだ)

(コミックスより引用)

由真の部活仲間。由真に告白し付き合うことに、しかし由真の態度に違和感を覚え距離をおいたりするが基本的に由真の味方。

 

f:id:ta_kaya:20181001141348p:plain 藤原(ふじわら)

(コミックスより引用)

蛍の彼氏で武田の親友。容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能の完璧人間。だが女にだらしないところが、付き合うのは面倒という利害の一致で蛍と付き合っている。

ココが見どころ!

蛍の本音

幼少のころ親の再婚で自分の居場所がなくなってしまった蛍に居場所を作ってくれた由真。

f:id:ta_kaya:20181001141455p:plain(コミックスより引用)

しかし、中学に上がるにつれて由真はクラスメイトとの付き合いを優先してしまい、蛍は裏切られたと思ってしまうんですね。

f:id:ta_kaya:20181001141533p:plain(コミックスより引用)

だから、拠り所を求め自分に言い寄ってくる男に体を許してしまうんです。

藤原と付き合っていたのは、「1人になりたくないから」そこに恋や、まして愛なんてなかったんですね。今までの由真に対してのキスや過剰なスキンシップは自分を見捨てないでって言う蛍なりのメッセージだったんです。

家には自分の居場所はない、自分のせいで由真に迷惑をかけた、人を信じまた裏切られるのが怖い。。。そんな、たくさんの複雑な気持ちから一人遠くへ行くことを決めるんです。

f:id:ta_kaya:20181001141639p:plain(コミックスより引用)

蛍の本音に気づいた由真は、自分の中に芽生えた蛍への想いを伝えるために自ら由真のもとを去ろうとした蛍を追いかけるんです。最終巻を迎え、由真の想いを聞いた蛍が幼少の時のように甘える姿が本当にかわいかった。

藤原の存在

アニメ化したくさんの方がこの作品に感想を述べていましたが、総じて「藤原嫌い」の評価が飛び交いましたね。僕もあまり好きではありません。百合というジャンルが好きな方が多くこの作品を見るのに、

f:id:ta_kaya:20181001141738p:plain(コミックスより引用)

この発言、最悪です。

しかし、最終巻を読んでほんのちょっと評価が変わりました。由真と蛍がしているところをSNSで拡散した戦犯藤原ですが、その理由は親友である武田にこれ以上執着させるのはよくない、由真を諦めさせるためだったんです。

f:id:ta_kaya:20181001141827p:plain(コミックスより引用)

なんでもできる完璧人間ですが人付き合いは不器用なんですかね。なんだかんだでこの騒動があったおかげで由真は蛍への気持ちの正体を知ることができたんですから、大目に見ましょう。

最後に

この作品はかなり評価が分かれますね。ハッピー百合エンドと言い切っていい終わり方ではあると思いますが、後味さっぱりというわけにもいかない。

しかし、最後の2人の幸せそうな顔を見れば2人にとってはいい結果だと納得できます。

主人公2人がカレシ持ち、百合コミックとしては異色の作品ではありますが2人のイチャイチャシーンはやっぱりコダマナオコ先生の画力でかなり尊いのでぜひ手に取ってみてほしいですね。

また、コダマナオコ先生は新作として『親がうるさいので後輩(♀)と偽装結婚してみた。』も出しています。
こちらは、明るい百合なので読みやすく『捏造トラップNTR‐』とは違った面白さがありますよ!