百合と日常

百合コミックを紹介しながら雑多につぶやきます。

『やがて君になる(6)』 ネタバレ・感想!文化祭の結末は。。。

こんにちは、昂弥です。

2018年9月27日に発売しました、『やがきみ』6巻のネタバレと感想です!

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メロンブックスさんでは、同時発売の『エクレアrouge』と同時購入で特典がもらえました!

今巻の帯は、

「先輩はもう、大丈夫だね。」

この単行本を手に取り,帯を読んだ瞬間から侑の声で再生されました。。。この一言だけで侑が切ない状況にあるんだと伝わってきます。この本を読みこんでいただけあって、僕の心を刺激するのに十分でした。

やがて君になる(6)』

電撃コミックスNEXT 著作:仲谷鳰

前巻のあらすじ

 侑は「先輩を変えたい」と文化祭劇に込めた燈子への想いを伝えました。また燈子自身も侑の言葉を信じ、文化祭劇が終われば自分は「何」になるのか不安を抱きながらも、前へ進むことを決意しました。

詳しくはこちらをどうぞ!

ta-kaya.hatenablog.com

6巻は、そんな様々な思いの詰まった文化祭劇の開幕です。

ネタバレ・感想

一度途切れてしまった文化祭劇とあって、たくさんの観客が集まります。生徒会長としてキャストのみんなにエールを送る燈子ですが、燈子の心に不安の影があることに気づく侑。

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(コミックスより引用)

侑はいつだって、燈子のほしい言葉をかけてあげるんですよね。

文化祭劇開演!

記憶を失った主人公。友人・家族・恋人 3人の話す誰かにならなくてはいけない。でも誰になるべきか決められない。

誰かにならなければ、自分には何もないのに。看護師さんの言葉で「今の私」を認識することができた。今まで通りの関係には戻れない、だからもう一度関係をやり直したい。そして、新たな人生を歩みだす。 

という内容。結果として劇は大盛況に終わり、燈子は演技をやり切りました。観客の拍手は自分に向けられたものだと感じ、そして、劇を通して「今の」自分を慕ってるれる生徒会がいると実感できたのでしょう。侑はそんな燈子を見て変化を感じます。

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(コミックスより引用)

今巻の帯はこのシーンですね。燈子が変わったことに素直に喜べない侑の切ない心情がうかがえます。劇を大成功させた燈子はどこか変わったように思う。その変化を感じた侑は自分の中で今にもこぼれてしまいそうだった燈子への気持ちを伝えることを決意します。

2巻の最後で「先輩を好きにならない。」と伝えた場所で、侑は溢れる思いを伝えました。

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(コミックスより引用)

この燈子の返事には、今までの侑への自分の甘えに対する謝罪だったんです。が、自分は伝えるべきではなかったと思った侑は去って行ってしまいます。

「追いかけなくちゃ。」

そう思う燈子の足は動こうとしないんです。

「こわい。」

「今の私」を好きと言ってくれた侑。じゃあ、私が変わったら嫌いになるというのだろうか、そんな気持ちが燈子を不安にさせるんです。誰も好きにならないといった侑、だから私は甘えてた。

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(コミックスより引用)

この燈子のつぶやきには、どんな思いが込められているのでしょうね。

最後に

苦しいです。

心が締め付けられるような6巻でした。『やがて君になる。』は基本的に登場人物たちの気持ちを多くは語らない作品なので、言葉やその言い回し方にどんな意味があるのか何度も読み返してしまいますよね。だからこそ、読みごたえがあるといえますし、読みにくいとも言えます。しかし、こんなに考えさせられてもそれが面白いと感じるので、是非お勧めしたい作品です!

初めて「恋愛」を知って、自分の気持ちが溢れてしまった侑。すれ違ってしまった2人はきっと今までの関係のようになることは出来ないでしょう。

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(コミックスより引用)

7巻は2019年春になるそうです。1人たたずむ侑は何を思うのでしょう。

早く2人の笑顔が見たいです。。。