百合と日常

百合コミックを紹介しながら雑多につぶやきます。

「ビジネス」×「百合」!おすすめ百合コミック『私の百合はお仕事です!』

こんにちは、昂弥です。

 

今日紹介するのはこちら、

ごきげんよう、お姉さま。」

「現実百合」×「虚構百合」のストーリー

『私の百合はお仕事です!』

百合姫コミックス 著作:未幡

現在3巻まで発売中。

どんなお話?

白木陽芽は、誰からも愛されるように振る舞う高校1年生。 

ある日、不注意によって通りすがりのカフェの店長・舞に怪我をさせてしまい、陽芽は代役として「カフェ・リーベ女学園」の店員になることに。

そこはお嬢様学校の学生に扮した店員同士が、姉妹となり清らかに美しく給仕をするサロンだった。 

陽芽はそこで一人の女生徒・美月を「お姉さま」と呼んでしまい・・・・・・

高校生になった主人公が、喫茶店でバイトする。

というのはありがちな設定ですが、この喫茶店がなかなかのくせ者なんですよね。

茶店のテーマは、ミッションスクールのリーベ女学園。

古き良きお嬢様学校をテーマに在学する生徒たちは1人1人新たな名前をもらい、演じていきます。

女学生と現実、2つの世界観で繰り広げる百合展開がそれはもう素晴らしいものですよ。

登場人物

f:id:ta_kaya:20180920125904j:plain 白木 陽芽

本作主人公。カフェでの名前は「白鷺 陽芽

億万長者と結婚し玉の輿に乗ることを夢見て、常に誰からでも愛される自分を演じてきた。

リーベ女学園では、初日早々に綾小路美月を「お姉さま」と呼んでしまうが、そのために彼女と特別に親しい関係である姉妹(シュヴェスター)の契りを結ぶ。

こんな性格の子がリアルにいたさすがにきついですが、

かわいいし、表情がコロコロと変わる陽芽ちゃんは見ていて飽きません。

 

f:id:ta_kaya:20180920130319j:plain 矢野 美月

カフェでの名前は「綾小路 美月

リーベ女学園における陽芽の先輩。陽芽から「お姉さま」と呼ばれたことをきっかけに、彼女と姉妹の契りを結ぶ。カフェでは陽芽に優しく接するが。。。

美月は陽芽と出会った時からなんだか態度が厳しい、、、。

1巻で明かされる美月の陽芽への態度の理由に「あぁ、そういうことか」って、思います。

 

f:id:ta_kaya:20180920131122j:plain 間宮 果乃子

カフェでの名前は「雨宮 果乃子

陽芽のクラスメイト。彼女が自分に隠れてカフェで働いていることを不審に思い、リーベ女学園を訪れる。

この時、陽芽とトラブルになったのをきっかけにリーベ女学園で働くこととなる。

陽芽の普段の振る舞いが演技であることを知る、数少ない人物。

1巻からすでに、果乃子に腹黒さがにじみ出ています。

行き過ぎた好意は、少し怖いですね。

でも、「これぞ百合」って感じもしますし、、、

ココが見どころ!

「現実百合」×「虚構百合」!

リーベ女学園では、陽芽をはじめコンセプトカフェとして演技を行う登場人物たち、その世界観では、突発的に始まる百合展開に幸せな気持ちになります。

一方、だれもが演技だからこそ現実の性格はまた違ったものであり、またリーベ女学園のような清い百合というわけにもいきません。

それはもう、ドロドロです。でもそれがいい、心理描写もうまく描かれていて見どころ満載です。

陽芽ちゃんの表情の豊かさ!

この作品の1番の見どころと言っていいでしょう!

 将来の夢は「玉の輿」、そのために周囲の人間に「外面(ソトヅラ)」を演じる陽芽ちゃん。

バレそうな時の心の中の表情や、さっきまで笑顔だったのに急にひつったり、1話でたくさんの陽芽の顔が見られますよ!

矢野美月という人物

矢野の陽芽に対する態度が厳しい。。

 「誰からも愛されたい」という、ソトヅラを演じている陽芽は「矢野に好きになってもらいたい」という思いから姉妹の契りを結びます。

しかし、矢野の態度には理由があったんです。

それは、小学生の頃にさかのぼり2人の深い溝に発展していくんです。

 矢野の態度のわけを知る陽芽、それが今後どんな展開を見せるのかどういう風に着地するのか楽しみです。

最後に

この本を初めて手に取ったとき、「好き」が全面的に押し出された百合コミックを期待したんですが、ビジネス要素の強い偽百合というスタートだったので正直がっかりしてました。

そこに登場したのは、ダークホース果乃子の存在。

陽芽への思いが空回りしそれはもう黒いこと黒いこと演技とはいえ、美月と陽芽の誓いに敵意むき出しで。。。

でも、「陽芽が好き」と表立って伝えるのは今の関係を壊してしまうとおびえ、百合特有の悩みもうまく表現されていて現実百合と虚偽百合がうまく両立するシナリオに感心しました。

作者様も話しておりましたが、この作品で表現したいことが多すぎて、本来計画していたシナリオの流れが2巻でやっとできたそうです。(笑)

つまり、このブログを読む皆さんに言いたいことがひとつ。

「2巻までは読んでください!」

ということです。

大事なことなので、もう一度言います。

「2巻まで読んでください」

2巻で、美月と陽芽の過去の詳細、なぜ確執するに至ったのかが描かれ、それを理解した2人がこれからどういう関係になっていくのかが分かります。

1巻を読んだだけでは、ビジネス百合のコミック要素が強くあまり満足できない方もいるでしょう、しかし、2巻を読んでもらうとより百合要素が強くなり美月が本当に可愛くうつりやめられなくなると思います!

 

ぜひ、2巻まで読んでみてください!

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